呼吸を意識して変化する日常【自分の命の実感】

仕事

 医療では、死の3大兆候として

「呼吸の停止・瞳孔散大・心拍の停止」

があります。

この中で、自分でも意識してコントロールできるのって呼吸ですよね。

さすがに、ずっと止めることはできないのですが速さや深さ、リズムなど可能ではないですか。

呼吸に意識を向けると自分に集中することができます。

自分の命に向き合っている瞬間です。

呼吸はその瞬間に自分を連れ戻してくれます

このまま、食事をしてみる。散歩してみる。掃除してみる。握手してみる。

ちょっと感想を書いていきますね。

呼吸を意識しながら食事してみる

 食事をとっているときに、自分の呼吸を意識してみると余計な会話が減ります。

摂取する食べ物に集中していることに気が付くでしょう。

作ってくれた人や、育ててくれた人、太陽や雨の恵みを肌で感じます。

味もいつもより繊細に感じるかもしれません。

すると、ここに、この食べ物がたどり着くには長い旅をしていることが分かります。

そこで自然と湧き上がってくるのは感謝の気持ち。

食べ物をいただくことは、命をいただくことです。

「いただきます」

この言葉に重みが増します。

呼吸を意識しながら散歩してみる

 自分に心を寄せながら歩いていると、太陽の光が優しく感じられます。

風が心地よく体を撫でてくれていることも分かります。

木々は葉を揺らしながら、挨拶をしてくれていることも分かるのです。

咲いているお花を見かけたら、集中してみます。

咲いているお花はすべて、祝福してくれているのです。

足を付ける地は、迷いを消し去りしっかりとこの体を支えてくれています。

街中の景色は目を楽しませてくれ、人々が生活している音が安心感をもたらしてくれます。

呼吸を意識しながら掃除してみる

 もともと掃除が嫌いではないので、過度に集中してしまいますね。

しかし、さまざまな道具たちに命を感じてしまいます。

声なきモノたちに命を感じた時、投げたり乱暴に扱うことができなくなります。

手に、力強さとともに優しさを共存させることができます。

呼吸を意識して握手する

 これは、お互いに呼吸を意識して行うとよりいいと思います。

言葉を交わさなくても、気持ちが通じ合い安心感が生まれます。

この時に交わす言葉に乱暴なものは自然と出てきません。

子どもが抱かれて安心するのも、同じです。

仕事するときも呼吸に意識してみる

 呼吸を意識することは、自分に意識を向けることです。

これを仕事でも生かすことができます。

まず、落ち着いて相手の意見を受け止められます。

冷静に、しかし愛情を持って相手に意見を返すこともできるようになります。

また、手当をするときも力強さとともに優しさも伝えることができます。

相手に触れる職業の方にはぜひ知っていただきたい技術です。

これを意識するだけで、手から出すメッセージがかなりレベルアップします。

手で何かを作り出す職業の方は、自分が作り出した作品がいつもと違うことに気が付くでしょう。

日本人の本来持っていた感性

 最近、気になる動画に出会いました。

本来の日本人の生き方を呼びかけているペンキ画家ショーゲンさんの動画です。

縄文時代は争いがなかったこと、自然とともに生きていたこと、虫や草と会話していたこと。

私もよく、公園で虫が頭に乗っかってきますし、周りを飛び回られるんですよ。

鳥にふんを引っ掛けられることも多々。

(これって自分の人間性が悪いんだと今でも思っています。)

それはともかく、この感覚を取り戻すのに呼吸法って可能性がありそう・・・。

そう浮かんだので記しておこうと思います。

日本に生まれたことに感謝します。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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