看護師のポケットの中。
様々な商売道具が入っています。
今日はその道具たちを紹介していきます。
ペン
メモしたり、伝言したり、記録したり。
ペンを使わない日は1にちとてありません。
ペンは黒と赤の2色以上のものを使っています。
絶対に忘れてはいけない内容をスケジュールに書いて、赤で目立たせるためです。
また、お気に入りのものはあまり使わないようにしています。
業務が煩雑なので、失くす確率が高いからです。
先の細いものが好きです。
ハサミ

看護師が高い割合で持ち歩いている道具の一つです。
看護師グッズ販売店に必ず置いてあります。
私は新人の頃からこのハサミを使ってきました。
現場でハサミの活躍する場面は多いです。
包帯・ガーゼ・テープなどを切ったり、薬を1錠ずつにするために切ったりします。
コッヘルは、開けにくいフタを外すときや接続部の固いドレンを外すときに活躍します。
駆血帯
今の病院では一人が1つずつ、駆血帯を持ち歩いています。
それにならって私も自分の駆血帯を購入し、持つようになりました。
ラテックスフリーの素材ですが、昭和の看護師になじみ深いゴム製です。
バンドの方が患者さんにも優しいのかもしれませんが、巻けないんですよ。
なので私はいつでもゴム製を使っています。
テープ類
採血のあと酒精綿で止めたり、ガーゼを止めたり。
普通のテープと、かぶれやすい患者さんに使うテープと2種類持ち歩いています。
他には、膀胱留置カテーテルの固定テープも持ち歩いています。
清拭した時に、テープを確認してはがれていれば交換しますし、1週間で交換なので気づいたら交換できます。
一時期、心電図の電極も1セット(3枚一組)持ち歩いていました。
これらは病院の備品のテープです。
消毒類
病院で持ち運びタイプの手指消毒剤を持ち歩かされています。
これで処置前後や、患者さんと関わる前後に消毒できるわけです。
また、採血や点滴の接続の時などに使う酒精綿も持ち歩いています。
シリンジ
点滴が詰まっていないか確認したいときや、空気を追い出したいとき、シリンジが欲しいと思うことが多いです。
そのため、ポケットに1本忍ばせるようになりました。
2.5mLのシリンジです。
こういった場面で使う時って、予定外ですからシリンジなんて用意していません。
そのため、ポケットに1本入れていてよかったと思うことが多いです。
滅菌されていますのでさすがに支給品です。
カンニング用紙

評価をするときの指針がいまだに覚えられません。
GCSだとかMMTだとか・・・すみません。
そのため、ポケットにカードを忍ばせてカンニングしています。
また、よく内線で電話をかける部署の一覧表も作ってポケットに入れています。
時計
時計はアナログのものを使っています。
私にとって点滴の速度を合わせるには、アナログが一番です。
以前時計屋さんでアナログ時計を購入した時に
「看護師さんですか。」
と店員さんに聞かれたことがあります。
看護師の世界ではこだわってアナログ時計を使っている人が私以外にもいるんだなぁと思いました。
ポシェット
以上の物品を取り出しやすく整理するために専用のポシェットがありますが、病院支給です。

そろそろ新人さんたちがいろんな物品を購入する頃だと思います。
自分だけのお気に入りが見つかって仕事へのやる気につながりますように。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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