育児に奮闘している全国の皆さん、お疲れ様です。
皆さんは空の巣症候群を知っていますか。
子どもが一人暮らしなどで自立した後に、心に穴が開いたように寂しくなってやる気がなくなってしまうあれです。
症状がひどければ一種の鬱病に分類されます。
子ども中心で暮らすことに満足感を覚えていたので、空の巣症候群予備軍だと感じ、早めに対策していました。
この春、上の子が一人暮らしを始めましたが、心配していた空虚感は少なかったです。
今までの対策に効果があったのかも。
ちょっと書き出してみます。

なんでもいいから仕事をする
子どもとの時間を確保するためなら専業主婦で貧乏暮らしでも構わないと思っていましたが、将来の空の巣症候群対策で早めに仕事に戻りました。
子どもが巣立っても、自分自身が集中できる何かを持っていた方がいいと思ったからです。
仕事ならお金も付いてきます。
結果的に、教育資金の一部を貯めることができたのでよかったです。
夫と心地よく過ごすための距離を探しておく
子どもが巣立った後は夫婦で過ごす時間が増えます。
ならば、そうなる前から少しずつ二人の時間を増やして、お互いが気持ちよく過ごせる距離感をなんとなく把握しておくといいと思います。
子ども抜きでも心地よく過ごせるように、ちょっと前から意識するようにしていました。
例えば、私は夫と一緒に買い物とかは行きたくないです。
目的もない夫がべったり私の後ろについて来ても、気を遣ってしまい疲れるからです。
同じ部屋でお互いが違うことをしている時間は心地よいです。
ありがとうとごめんなさいの挨拶は大切にしていますので、交わす言葉が少なくてもリラックスして過ごせます。

子ども部屋にしかならない部屋を作らない
子ども部屋がないことに子どもからは、かなり文句を言われていました。
でもいつか必ず不要になると思うとどうしても専用で作る気になれず。
上の子が巣立った今では正解だったな、と感じています。
空っぽになった子ども部屋を見たら、胸が締め付けられていたことでしょう。
我が家では上の子が巣立った後、収納スペースが増えて過ごしやすくなりました。
趣味を見つける
仕事一直線で過ごしてきたため、仕事がなくなったら時間がたっぷり余ってしまいそうです。
では、急に仕事ができなくなったら、、、そう考えて始めたのがこのブログです。
もともと本を読んだり文章を書くことが好きなので、子どもに相談したところ
「え、やればいいじゃん。」
と、ブログの立ち上げを手伝ってくれました。
あの時一緒に立ち上げてくれたからこそいまこうしてブログを書くことができています。
上の子が出ていった寂しい気持ちを逸らしてくれたのは、ブログを書かなければ・・・という義務的な気持ちでした。
失業した時の趣味づくりで始めたブログでしたが、空の巣症候群対策にもなっていたのです。
ヒゲダンを聞きながら、今日もブログを書いています。
子育て中に我慢していたことを書き出す
家族で過ごしていると、安いものを選んでも人数分必要なので費用がかさんであきらめたことありませんか。
節約、節約でコンビニスイーツを我慢したり、選択肢があれば安い方を選んだり。
それが今では、堂々と自分が食べたいものを購入できます。
せんべい布団で我慢していましたが、とうとう敷布団も買い換えました。
ちょうど(?)冷蔵庫も壊れたので小さなサイズに買い換えました。
他には、、、クラッシックコンサートや劇団四季の舞台を見に行きたいです。
ヒゲダンのコンサートに行けたら・・・いつか叶えたいです。
いずれも我慢というよりは子どもと過ごす時間の方が楽しかったためオアズケしていた項目です。
そう考えるとまだまだ自分を楽しませる方法がありました。
一緒に過ごせる友達を作っておく
同年代の仕事仲間も子どもが大学生以上になってきました。
お互い自由な時間が増え、顔を合わせるたびに
「飲みに行きたいね」
と、声を掛け合って飲みに行く機会も増えてます。
また、学生時代の友達と今でも年に一回の集りがあります。
会話の内容も、子育てについての話題がぐっと減りましたね。
仕事やお金、健康についての話題が増えました(笑)。
そんな時間を持つことで、今までとは違うステージに立っていることを実感するのです。
実は、子育てや家庭生活に行き詰まりを感じていた頃は余裕がなくなり、集まりを負担に感じたこともありました。
でも今は、心許せる仲間と定期的に連絡し合っていてよかったと、心底思っています。

子どもの将来を考える
なんだかんだ言っても、これが要かもしれません。
子どもが自立への一歩を踏み出したことは喜ばしいことなんです。
ましてや親の元を巣立ったなんて、先の明るい未来しか想像できません。
今学んでいることが、本人にとってどんな道を作り出すのか。
子どもがまた、私の知らない分野を開いてくれるのです。
ワクワクします。
まとめ
をんわの対策ですが、
・仕事を見つける、続ける
・夫と過ごしやすい距離を探しておく
・子ども部屋が不要になったときの使い道を考えておく
・子育て中に我慢していることを書き出しておく
・趣味や友達を大切にする
・子どもの未来に希望を見つける
でした。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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