私が振り回された人たち【被害者面した加害】

感想・つぶやき

 思い返すと、自分の人生で振り回された人たちに共通点があることに気が付きました。

自分の抱える問題を人に肩代わりしてもらうことに罪悪感を感じない人たちです。

自分の中で解決できない問題(感情)を永遠に垂れ流してくる人もいます。

そう、被害者面した加害者。

私が抜け出せなくなる、困った人間関係はいつもこれです(学習能力なしってことか?)。

そんな疲れる人間関係を振り返り書き残していこうと思います。

相談事を持ちかけてくるように近づいてくる

 困った、つらい、体調がひどい、あの人に言われて眠れなくなった、なんで私だけ・・・。

そんなセリフを隣に座ってつぶやいてくる人だったり。

できない!と、独り言のように怒りを表現してくるパターンも。

状況を求めた時に説明してくれたとしても、こういった人たちの説明は一方的。

そう、自分にとって都合がいい解釈。

そして被害者のようにマイナスの感情(怒り、苦しみ、恨み)を吐き出してきます。

正しく状況が飲み込めていなければ、その感情に飲み込まれます。

知らないうちに相手の感情に支配され、気付くとその課題解決のために私が悩んだり、立ちまわったりしています

依存関係になりやすい

 「ありがとう、あなたじゃなきゃできなかった。」

「あなたがいなかったら、今頃どうなっていたんだろう。」

そんな甘いお礼の言葉をもらうと、いいことをしたんだろうなぁ、とそれ以上考えなくなってしまいます。

思考停止です。

相手だって

「この人に言えば大丈夫。なんて頼りになる人だろう。」

って感じで私を見つけては、被害(もしくは依頼)内容を繰り返し訴えてきます。

はい、無限ループの出来上がりです。

お互いがwin-winだと疑いもせず思い込んでいます

依存関係は相手の考えが分かっていないから成り立つ

 依存する側は自分の課題がどんどん片づけられていくことに感謝しています。

それなのになぜなのか、それを自分で解決しようとは思いつかないのです。

依存する人がそんな気持ちでいるとは考えつかないので、依存される人(私)は相手も努力していると思い込んでいます。

依存される側(私)は、自分の課題と共に他人の課題も解決していきます。

加重課題です。

そして疲弊していきます。

依存している側は、自分のせいで多重課題になり、疲弊させていることに考えが及びません。

お互いが依存しているのに、お互いの気持ちが分かっていないんです、理解しあえていない。

だからこのいびつな関係が成り立つんです。

依存を解消すると見えてくる現実

 疲労がたまり、立ち止まって冷静に見まわしてみると、走り回って疲れているのは私だけ・・・。

依存している人は悩んでいる様子がなかったり、もしくは相変わらず被害者面して世界の不幸を一身に背負ったように不満を繰り返しています。

さすがに限界を迎えた時には、リタイヤ宣言となります。

ここで初めて、もう無理、と初めて告白することになります。

頼られている以上、弱音を吐けないと考えているため、リタイヤする頃にはぼろぼろです。

依存側は、一応謝ってきたり、愛想を尽かしてきたり、ひどい時には罵倒してきたこともありましたね。

他の依存先を見つけることもあれば、課題自体に腹を立て八つ当たりをする様子を見せにくることもありました。

問題に向き合うことを放棄してたり。

ここでやっと私は自分の労力が無駄であったことを自覚するのです。

さあ、振り返ろう。問題点はどこだ!

 ではこの(何度もした)経験から問題点をあぶりだしていきます。

相談内容が被害者の意見のみで加害者側の言い分がない

 ↳なぜそのような状況になってしまったのか、正確さに欠ける(本人がその原因を招いていることも多々ある)

悩み、怒り、恨みなどのマイナスの感情を注視してしまう

 ↳相手の感情を落ち着かせることに労力を使ってしまい、本質を見いだせない

誰の課題なのか整理されていない

 ↳感情に飲み込まれて本人の課題を肩代わりしてしまう

次から次へと課題が増えている、もしくは解決しない

 ↳課題を抱える本人がクリアしていないため成長せず、同じような課題が持ち込まれる

本人が、課題を解決するためにどう分析、行動しているのか確認していない

 ↳本人の課題との向き合い方が把握できない(課題から逃げたくて悲嘆しているだけのこともある)

気が付いたら疲れて体調が悪くなっている私がいる

 ↳便利屋扱いされてサンドバックにされていることもある

解決策

 以下すべて、相手の課題であることをしっかり意識して進めていくことが肝心です

①被害者として相談を持ち掛ける人の説明に、足りない情報はないか考える。

②感情で訴えてきたときも、状況を確認し現実と照らし合わせる。

③本人に考えてもらうよう促す。一緒に考えるとしても相手が主体で、本人が状況を変えるために動くよう話す。

④⑤課題にどのように対応しているのか変化を追う。

⑥できることとできないことをはっきりさせて、できないことはしっかり断る。

結論

 同じ間違いを繰り返しているのだから、私の課題として考えていきます。

問題はそう、私が相手の能力を過少評価しているということ。

本人が抱えている問題は、本人の課題です。

本当に相手のことを考えたなら乗り越えられると信じ、乗り越えていけるように支えるのみです。

私には見守る強さ(忍耐力)が足りないのかもしれません。

解決せずにそのままにしておいていい問題だとしても

「ちょっと置いといてもいいんじゃない、どう思う?」

「それは逃げてもいいんじゃない?どう思う?」

と、自分で考えるように持っていけばよいのです。

提案のみでは機嫌が悪くなる人もいます。

それって、利用できないから腹が立っちゃうってことですよね。

そう、自分のことしか考えてないんです。

そんな人とは、離れてもいいです。

ただし、これは大人の場合です。

相手が未成年の子であれば実際に手を出したり、一時的に課題を肩代わりする場面も出てくると思います。

また、大人の場合でも命の危険があれば早急に手を出すべきです。

最近、人間関係がガラッと変わりました。

この被害者面した加害者との関りを卒業したのかもしれません。

本日も記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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