最近、youtubeのおススメでよく出てくるのが
看護師不足
の動画です。
少子化で働き手不足が叫ばれている中、賃金アップが据え置きの医療現場に来る人なんて減って当然です。
看護師の重労働、精神的な負担、複雑な人間関係によって仕事以上にのしかかる不安感。
今日はただただ愚痴なので、読み進めたくない方はどうぞここで閉じてください。
医師の仕事のカバーって減らせそうですが
・出してくれていない薬の「出してください」メール、そのあとの確認(怒られないように気づかいも必要)。
・直していない指示の修正依頼(医師の指示が間違っていたことに気が付かなかったって始末書書いていた看護師がいました)、そのあとの確認
・仲が良くない医師同士の伝達係(他科間の連絡も含む)
・一人でできる処置に看護師が付いて介助しているとき(医師が大勢いるのに看護師の介助を求めるときも)
医師が大変な仕事であることは承知しています。
いつも病院にいる先生もいますし、タフじゃないとできないよな、って思うことも多々あります。
でもだからこそ、もっとAIを活用して業務を効率よく回す方法を選択しないのはなんでなんでしょうね。
看護師がどうにかしてくれるって発想、変えません?

患者さん対応の中で看護師じゃなくてもいいもの、いっぱいあります
・スマホ操作の代行、説明(たまに修理依頼もあります。やんわり断りますが。)
・看護師以外でもできる家族への連絡(いつくるのか確認したいなど)
・緊急を要しない要望(さみしいから話し相手になってほしい、布団の位置を変えてほしい、暇だから雑誌買ってきてなど)
急性期の病棟では救命が一番の目標になっていますので、緊急性がないとついつい後回しになってしまいます。
すみません。
他職種から頼まれる患者さんのお世話
放射線技師は一人で病棟の患者さんのレントゲン撮影ができないと言っていました。

病棟のベット上で撮影する患者さんは何かあったら責任が取れないというのが理由だとのこと。
どーゆ―こと?
ギャッジアップで一人で座れる患者さんであっても必ず看護師を呼びます。
また、検査技師の方は午後、外来でいつも談笑している姿を見るので
「病棟でできる検査は来てくれたらいいのにな」
と、思ってしまう時があります。
医療連携室のスタッフが転院時の車いすなどの手配をするのですが、最終確認を看護師がしています。
医療連携室のスタッフが間違えていたら病棟看護師の責任です。
ナースコールで
「お願いします」
と、呼ぶリハビリスタッフもいます。
ナースコールって緊急性を感じませんか?
すべて放り出して駆けつけた時に、
「おむつ変えてください」
って、横で棒立ちしているリハビリスタッフを見た時の脱力感って。
歩いてナースステーションまで伝えに来てくれると、びっくりせずに対応できるのに。

PNSという動けるスタッフが一方的に疲れるシステム
働いている病院はPNSの看護方式を採用していて、ベテランがどんどん疲れて現場を離れています。
体力の限界の話になって離職希望の話をすると
「PNSだから?」
と、聞き返してきた同僚もいました。
はい。フォローする側の負担が大きいです。
ベテランでも手の抜き方を知っているスタッフは上手に利用しているみたいですが。
今年、我が病棟でもベテランが片手では数えられないぐらい辞めました。
できるだけ残業を減らすようにと動ける人と仕事を残す人でペアを作るので、たくさん仕事をする人はいつでも疲れています。

書き出すと止まらないですね、いったんやめます。
てなわけで、最後に猫の癒し画像を張っておきます。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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