入院生活であると助かるもの・忘れがちなもの

生活

 自分が40代だとまだ若く、両親も介護が必要な時期ではない場合もあって、入院なんて寝耳に水だよって感じかもしれません。

だからこそ、緊急入院などの不測の事態が起こると慌ててしまいますよね。

今では元気に毎日ウォーキングしている私の母も、昨年緊急入院しました。

緊急入院って本人不在で準備するじゃないですか。

迷うことも多いのではないでしょうか。

ここでは母の場合を例に書こうかなと思います。

病院のパンフレットに記載されているもの

緊急入院イメージ

・着替え(寝衣・下着類)

・洗面用具(歯ブラシ・コップ・タオル・必要な人は電気カミソリ)

・入浴用品(シャンプー・リンス・石鹸やボディソープ・バスタオル)

・診察券/保険証/福祉医療費受給者証/限度額適用認定証

・普段飲んでいるお薬・サプリメント

・その他(マスク・ティッシュボックス・イヤホン・ごみ入れ・滑りにくい履物・おむつ・洗濯洗剤)

レンタル物品の利用は入院日数で決める

入院物品をレンタルプランで準備できる病院が増えています。

母が入院した病院でもその案内がありました。

・パジャマ ・フェイスタオル ・バスタオル のレンタルが1日390円(税込み)でした。

その値段のままサービス品として

・洗面用具(歯ブラシ・コップ・歯磨き粉・必要な人には→入れ歯洗浄剤・入れ歯ケース・口腔スポンジ・吸い飲み・うがい受け) ・イヤホン ・ヘアブラシ ・ティッシュボックス ・使い捨て紙トランクス、紙ショーツが付いてきます。

ちなみに母は必要なかったですが、紙おむつは追加料金で別プランが用意されていました。

使う頻度によって1日500円(税込み)と346円(税込み)とに分かれていました。

おむつのプランは高く感じますね。

ただ、おむつが不足した時に急に呼び出されることを考えると便利かもしれません。

結論を言うと、母はレンタルを利用しませんでした。

緊急入院だったので、考えることが多すぎて冷静に判断できなかったからです。

レンタル=高い、みたいな印象がありました。

緊急入院で判断する様子

当時は入院物品の準備で2700円程度のパジャマを3着と洗面用具を購入して、1万円ほど使ったと思います。

3週間ほどの入院だったので、もしレンタルしていたら・・・ざっと計算しても

390円×21日=8190円。

レンタルしてもよかったなぁ、と後から思いました。

これが4週間だと

390円×28日=10920円となり、自分で準備する方に軍配が上がります。

パンフレットに載っていないもの

 緊急入院の時によく持ってくるのを忘れられる・・・なんだと思いますか。

携帯の充電器です。

携帯の充電器は不思議なことに退院の時の忘れ物としても多いです。

 あとは病室に時計がない場合は、卓上に置ける時計があると入院された方は助かると思います。

大部屋だとカーテンで仕切られている程度なので、個人用の時計を設置していない病室の方が多い気がします。

特に年配の方には携帯電話で時間を確認するより卓上の時計の方が見やすいです。

これは日中横になっている時間が多い患者さんにとって、時間の感覚を失わないための大切なツールになります。

入院していると食事の配膳によって時間を知る患者さんも珍しくありません。

 入院を繰り返している慣れた患者さんはS字フックを持参される方も多いです。

柵に引っ掛けてベット周りの収納を増やしていました。

寝衣の選択

 夫が妻の入院物品を準備するなど、お世話に慣れていない方が入院物品を準備するときには注意することがあります。

よく緊急入院された女性がぼやいているのが

「お父さん(夫)、準備してくれたのはいいんだけど、こんな分厚いパジャマ、暑くて着てられないわ。」とか

「うわー、薄いのばっか入っている。夏だからって。ここは涼しいのに。息子じゃ分からないわね。」

など、衣類の厚さの選択についてです。

私の親世代ですと、男性は家のことや家事など把握できていないときがあります。

うちの父も母のことを聞いても「○○だと思うけど分からない」と返答するばかりでイライラした経験があります。

特に下着となると、私が緊急入院なんかしたら夫は準備できないと思います。ババシャツとかね。

 病院で働いているスタッフさんは半そでのことが多いです。

普段から厚着をして何枚も重ね着している人以外はそこまで分厚いパジャマは必要ないと思いますし、夏でも薄めの長袖を選択して良いと思います。

ふと思ったんですが、病院が極寒地だとどうなんでしょう。

そこのスタッフさんに相談してから準備する方がいいかもしれません。

入院後のテレビカード購入

緊急入院、テレビ風景

 テレビカードが必要な病院ってありますよね。

ずっとベットに籠っている患者さんにとってテレビは大事な娯楽のひとつとなっているのに、料金が必要な場合、驚くほど早くカード残高が減っていきます。

以前知り合いの方が、「お見舞い」と書いてあるきれいな封筒に入れてテレビカードを数枚渡しているのを見ました。

これってスマートでいいアイデアだなって、今でも思います。

母が入院した時にこれを思い出し、私も購入して母に渡しました。

カードの残金は返金できる病院がほとんどだと思いますので、残ったらお金に戻したらいいのです。

今は病院内でもWi-Fiがつながるようになりましたが、母世代ではまだまだテレビの視聴を楽しまれる方が多いです。

まとめ

家族の緊急入院で準備をするときには

・入院する病院のパンフレットを参考に

・レンタルで入院用品を用意するときは料金と入院日数で相談を

・携帯電話、携帯電話の充電器、置時計、S字フック、テレビカードも必要に応じて準備を

・衣類は厚さの好みが確認できるとベター

元気になってよかったよ。

以上です。ありがとうございました。

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