「きのう何食べた?season2」のテレビ放送がやっていますね。(2023年の12月、最終回でした。)
このドラマの中の時間の流れが大好きです。
せかされていないし、焦ってないし、ドキドキする緊張がありません。
普段、スリル満点の職場で働いていますので、気に入っているドラマは穏やかなものが多いです。
豪華なキャスト陣
主役の筧史郎(シロさん)の役に西島秀俊さん、パートナーの矢吹賢二(ケンジ)の役に内野聖陽さんがダブル主演で出ています。
西島さんは私の大好きな俳優さんですし、内野さんは実力派舞台俳優。
面白くないはずがないですよね。
特に内野さんが出ているドラマで面白くない作品って思いつかないんですよね。
本当に演技力が素晴らしいんだと思います。
ドラマの中で2人はゲイカップルとして同棲しています。
食を中心に2人を取り巻く生活を描写しているわけですが、2人とも役柄が優しくてほっこりします。
そのほかにも田中美佐子さんや山本耕史さん、梶芽衣子さんなど見ごたえのある俳優さんたちがぞろぞろいます。
豪華だし、それぞれが強い個性を発揮しているからか、普段の日常がドラマチックなのです。
大阪の魚料理屋さんの思い出
ドラマの中でお魚の煮つけを美味しそうに味わうケンジさんを見ていて食事に関する過去がよみがえってきました。
その中のひとつがこの大阪の魚料理屋さんです。
食事に集中して真剣に食べてしまうお店があったことは、幸せな思い出として残っています。
大阪の豊中市岡町の商店街を抜けたところにある魚甚(うおしげ)さんというお店で、階段をのぼって上がったところが入口です。
いつもコースで頼み、お刺身、煮つけ、焼き物、汁物とごはんの順だったかな。
お店でいただくお刺身は今でもここが一番おいしいと思っています。
ずっと出てきたお料理の話ばかりして食べていました。
よくカウンターで食べていたので、大将にまる聞こえだったと思います。
魚に関する知識がなさ過ぎて恥ずかしいと思いながらも、美味しすぎて話題にせずにいられませんでした。
家族と囲む食卓について

私は、夫や子どもたちが食事をしている風景を見ているのが好きです。
口をもぐもぐ動かして咀嚼している動きとか、飲み込むのどの動きや、減っていく食事の量とか見ています。
看護師だからでしょうか。
私にとって、今一番重きを置いているのは家族と過ごす時間です。
あと何年かすれば子どもは家を出ていく予定になっています。
そんな貴重な幸せを味わっているんだ、ということをこのドラマを見ながら再認識しました。
まとめ

料理って、一連の工程を書き出すと本当に重労働です。
しかもこれが毎日、何度も。
だからこそ、そこに込めた思いを受け止められるか素通りしてしまうかって大きい。
シロさんはいつも調理しているときは笑顔です。
きっと食べる人の喜ぶ顔を想像しているからでしょう。
私もこんな気持ちでいつでも調理台に立てるようになりたいです。
食って大きなテーマです。
与える側と受け取る側、いつでも素直にお互いが相手の立場に立って考えられるようになれたら理想ですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント