好奇心が勝手に伸びた子どもと親の関わり【振り返ってみて思い当たること】

子育て・教育

 好奇心とは、知らない物事に対して知ろうとしたり、本質を知りたいと思う心の動きです。

うちの子は2人とも好奇心が強い方だと思います。

今日も、学校の授業とは関係なく、貿易の世界史をyoutubeで楽しそうに見ていました。

周りの子と比べても、学校で習う前から知っていたりすることが多いようです。

今はインターネットがあるので、知りたいことはある程度手の中で知ることができます。

もともと持っていた性格もありますが、親が用意した環境でこんなことが良かったかも、と思った働きかけを書きます。

かよこおばあちゃんの育児法・こどもちゃれんじの購読

かよこおばあちゃん、知っていますか?

夫が脳科学者で脳科学に基づいた育児を指導していた方なのですが、赤ちゃんの脳育って難しくないんですよね。

かよこおばあちゃんの本に、学習というより赤ちゃんとの遊び方が書いてあるという印象を受けました。

また、しつけに自信がなかったため、子どもチャレンジを定期購入していました。

基本的な生活習慣や挨拶などの内容でしたが、子どもは自分から何度も繰り返し読んでいました。

おもちゃも創意工夫されたものばかりで、知育玩具も喜んで遊んでいました。

 赤ちゃんの脳育って、当たり前ですが大人にとって難しい内容はありません。

目を見つめて話しかけたり、キャラクターを使って色を覚えたり数を数えたり、ちょっとした障害物を超えるような体遊びをしたり。

こんなことが脳育になるなんて、と思いつつ我が子が喜ぶ顔でこちらも夢中になります。

学びを遊びとして喜んでいる子どもを見ながら

(勉強って本当は楽しいのかも・・・)

と思った覚えがあります。

子どものなぜに一緒に考える

 子どもが疑問に思ったことはできるだけ答えてあげる方がいいと何かで読みました。

興味を引いたのは、

「大人の参考書をそのまま読んでやってもいい」

という解説です。

そのため、子どもが「太陽はどうして明るいの。」

と聞かれれば、太陽について書いてある説明書をそのまま読み上げました。

読み進めると、説明の内容が分からずキョトンとした顔をしています。

そのままどこかへ行ってしまうこともありました。

実際に、これを続けることができたのは自分が無知だったからです。

説明を読んでいると

「へぇ、そうなんだ。」

と、思うことがよくあったからです。

横で分からないなりに親の表情から読み取ったのか

「へぇー」

と、かわいい声を出す我が子がいます。

そうなると、私自身も楽しくなって小学生向けの絵や写真の多い図鑑が欲しくなり、購入しました。

しまいには、一緒に開いて、一緒に驚き、楽しんで学んでいました

外で過ごす時間の確保

 家の通りに公園があります。

小学生の高学年まではかなりの時間を外で過ごしていたと思います。

就学前は午前中に2時間、午後に2時間とか。

また、水たまりや泥水を裸足で歩いたり、雨や雪の日に外でぐちゃぐちゃになって遊んだりしました。

土の上や草の上でも裸足でした。

お弁当をもって、大きな公園にもよく行きました。

虫の産卵や脱皮を一緒に観察したり、草の名前を調べたりしてましたね。

花や草、石や木の棒で遊ぶ方法を考えたり、、、楽しかったです。

通い過ぎて、今の子供たちはインドア派になってしまったほどです。

図書館の利用

 私は、図書館が大好きな子どもでした。

母になってからも、子どもと自転車に乗って図書館へ行くときなんてピクニック気分です。

絵本を読み聞かせると子どももじっくり聞いてくれます。

子どもが面白がる絵本のチョイスも楽しい。

本の内容で、子どもが怖がったり、笑ったり、驚いたりする表情もみたくて感情をこめて読みます。

紙芝居も楽しくてよく読み聞かせていました。

思いっきり女優になりきって読み上げる”あほ母”に真剣に付き合ってくれたあの日の我が子。

かわいかったです。

ちなみに上の子は”本の虫”、と言えるぐらい本好きですが、下の子は読書嫌いです。

科学館の利用

 上の子が小学校に上がると、科学館に行きました。

中部地方には名古屋市科学館という大きな科学館があります。

私は子どもの頃、この名古屋市科学館で遊ぶことが好きでした。

ここに我が子を連れだして、ワクワクを共有したかったのです。

重要なのは、勉強になる前に科学に触れさせることです。

小学生になると、知識のない母に子どもが習った範囲で説明してくれました。

今でも、科学館は家族みんなのお気に入りの場所です。

一緒に楽しく学ぶ時間を作る

 小学校の勉強の内容も、中学年から難しくなってきます。

私も教えられなくなりました。

ここぞとばかりに、前から気になっていたスタディサプリを見てみました。

これが意外にも、勉強が楽しいんですよ。

大人の私が正座をして見ていました。

あの先生たちって、本当にすごいです。

ほんと、飽きないんですよね。

それからは、学校のテストや課題を一緒に考える楽しさが増えました。

ゲームやパソコンの容認

 私もゲームが好きだったので、コンピューターゲームの面白さは理解しています。

ただ、視力が心配なだけです。

それがなければ、飽きるほどやってもいいと思っています。

下の子はときどき英語圏のプレイヤーと英語で話しながらプレイしています。

社会や英語の勉強になるかも、と思って生活が乱れていないうちは見守っています

パソコンもこれからの時代には必要だと思います。

興味があるものは子どもが自分でどんどん調べています。

子どもの方から動画を一緒に見よう、と誘ってくれる時もあります。

我が家は狭いので、親の目が届く範囲でパソコンもタブレットも使っていました

子どもの発言を受け入れる

 最初は、泣き止まない我が子を無表情で抱き続けているだけのような子育てでした。

子育てで転機になったのは、母が5か月ごろの我が子に突っ込みを入れていたことです。

子どもって、カオスなんです。

あまりにもボケが多すぎる。

毎日が漫才なんですよ。

本当に面白い。

だから、

「間違ったままでいいからあなたの話を聞かせてください。」

こんな姿勢で話を聞いていたから好奇心の根を摘まずにこれたのかもしれません。

子どものぷくぷくほっぺの間にある口から発する言葉が好きなんです

間違っているほどワクワクしました

今でも我が家はふざけた発言ばかりで会話が盛り上がります。

まとめ

我が家では子どもの好奇心を大切にするために

・子どもチャレンジの購読

・子どものなぜに答える

・外で過ごす時間の確保

・図書館の利用

・科学館の利用

・スタディサプリ

・ゲームやパソコンの容認

・子どもの発言を受け入れる

を、しました。

以上になります。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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