コミュニケーションのコツ【続く会話の特徴と終わる一言】

感想・つぶやき

 生きていく上で、たくさんの人と会話します。

仕事柄、人とのコミュニケーションにはちょっと自信があります。

コミュニケーション技術と言いましょうか、会話にはある程度の法則がある気がします。

この人とは会話が続く、あの人とは会話が続かない、など気付くときがありませんか。

私なりにまとめてみました。

私のコミュニケーションパターン

社会人になってからは、患者さんからの情報が必要になりますので聞く側に回るようになりました。

そしたらですね、聞き役が身についてしまいました。

愚痴が言いたくて飲み会に参加しても、だいたい相手の主張を聞いて終了してしまいます。

相手の言い分に引き込まれてしまうんですね。

「なぜ」

「どうして」

「その時どうしたの」

「私ならこうするけど、どうしてそうなったの」

と、質問していると興味も湧いてきて聞き入ってしまいます。

結局は女同士の会話がほとんどですからね。

聞いてもらいたい人のほうが多いのかもしれません。

でも思い返すと、聞き役が身についてから

「次も会いたい。」

と、連絡先の交換を希望してくる異性も増えてましたね・・・今更気づきました(あ、独身の頃です)。

会話が続く人とのやり取り

 信頼関係ができていて、飲み会に限らず会話が続く人とのやり取りの話です。

相手がなにか主張した時に、なぜそう思うのか聞きます。

そこに共感できれば、その理由を述べます。

共感できた時は、相手もヒートアップしてさらに話を続けます。

私もうなずきながら、似た体験があれば話します。

ニコニコして聞いていると、相手もちょっと笑えるエピソードを入れてくれたりなんかして雰囲気が良くなります。

逆に、その意見に反対の意見がある時には、質問攻めにしてしまいます。

わざとではなくて、どこかに共感できる部分はないかと探ってしまうのです。

それでもやっぱり共感できないなと思った時は、相手の感情に注目します。

悲しんでいるのなら

「悲しかったね」

怒っているのなら

「それはつらいね」

楽しいなら

「よっぽど面白かったんだね」

と、相手の感情を相手の感情として表現します。

そうすると、相手も話を続けます。

それと、自分にとって簡単だな、って思うことを質問してくる人って会話が続きやすいです。

ハードルが下がるんですよね。

気楽に話せると、また別のエピソードを思いついたりして会話が続いていきます。

自分の言葉に相手が感心してくれると、いい気分になっちゃうこともしばしば。

他には、自分が興味を持っていることや、知りたいことを教えてくれる人との会話も続きやすいです。

質問してうなずいて、また質問して・・・の繰り返しですがその節々に

「そうなんですね」

「へー、知らなかったです。面白い。」

と、相手の自尊心を高める相づちが自然と出てきます。

そんな流れのときは、有益な話が聞けることが多いです。

会話すると楽しくなる相手とのやり取り

 笑いのツボが同じ人って、貴重ですよね。

会話の途中で、一緒に笑うことができると、またこの人と話したいって思います。

ところで、相手は真剣に怒っているときでも、第三者からしたら吹き出しそうになる内容ってないですか。

それと、もともとは面白い話が好きな性格なので、茶々を入れたくなります。

もちろん、真剣な話であれば茶々は入れたくても我慢します。

大人になりました。

会話が続かない人とのやり取り

 身近な人で、どうしても会話が続かない人がいます。

看護師なので、コミュニケーション技術はそれなりにあります。

でも、どうしてもその人とは続かないのです。

なぜなんだろうと、注意していたらある一言が影響していることが分かりました。

その一言とは

「知ってる」

です。

なんというパワーワードでしょう。

その人は無意識に、この言葉を発しているのです。

この間、同じ話を繰り返す実の母に使ってみました。

そしたらですね、

「そっか、知ってるんだっけ・・・」

と、そのめんどくさい話が即、終了したんですよ。

これは、使っちゃいけないけど使えるなぁ、と思ってしまいました。

 終わりに

 そういえば以前、話しづらいなぁ、と思った人も「そうだよ」って言葉を使っていました。

「知ってる」って言葉と近くないですか

両者とも、そのあとに会話が続くような共感言葉はなく、質問もありませんでした。

そのあとすぐ、その話題は切り上げた覚えがあります。

この言葉はよっぽどのことがなければ、使わないようにしようと誓いました。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました