子どもに聞いたら教科書を見せてくれました。
内容をざっとここで見て、簡単にまとめてみました。
目次

「はじめに」が1ページあり、そのあとに6章続きます。
・第1章:情報社会
・第2章:情報デザイン
・第3章:デジタル
・第4章:ネットワーク
・第5章:問題解決
・第6章:プログラミング
第1章:情報社会
情報で溢れている現在の世の中で、どのように情報が扱われているのか書かれています。
法的な権利や決まりなども書かれています。
この章では社会の中で情報が一定の決まりを守って発信されていることが分かります。
第2章:情報デザイン

情報を発信するときの方法が書かれています。
コミュニケーションの分類や特徴が最初に書かれていました。
情報のやり取りですから、誤解を生む表現、デマや誹謗中傷はしないように、という注意書きもあります。
Webページについても書かれています。
ブログ作成時のサーバ契約のことも、サイト設計のことも、あります。
HTMLのことも書かれていますね~。
主なタグについても表で表示されています。
パソコンって、誰かが
「これを入力するとこう表現される」
って、コンピューターに教え込んでくれているから指示通りに動いてくれるんですよね。
私もブログを始めて、初めてコードというものを見ました。
その時には、パソコンも人間が動かしているんだなぁ、なんて改めて感じました。
第3章:デジタル
うーん、手ごわい。とばしたくなる内容ですね。
でも、勉強になる内容ばかりです。
まず、コンピューターの基本、2進法、2進数が出てきました。
情報量の単位についても、最小単位がビット、とかね。
この1024という数、2の10乗なんですよ。
子どもが2の10乗はいくつだ、と聞かれて即答していました。
パソコンを触っている中で覚えたそうです。
他にも、回路・音の表現(ヘルツ)・画像の表現と続き、コンピューターの構成に入ります。
そこには、HDDのことやCPUのこと、OSの説明もありました。

章の最後に必ず問題があるのですが、はっきり言ってこの章では問題の意味が分からないです。
市松模様の表が示されており、論理積と調理和から求められる図形は何でしょう、とかあるけれど何のことか分かりません。
分かる人にとっては基本問題だと思いますが。
第4章:ネットワーク

コンピューター同士をつなげるネットワークについて書かれています。
つなぐことによって、離れていてもデータを要求→開示できたり、印刷を依頼→実行したり、Webページの閲覧要求→表示ができます。
アドレスのことや、ドメイン、Webページ閲覧の仕組みやメールの仕組みも載っています。
セキュリティについても言及していて、ウイルス、不正アクセスや感染のことも書かれています。
フィルタリングは聞きなれていますが、電子すかし(不正コピーの防止設定)、ブロックチェーン(記録を分散、共有し監視し合って取引の正当性を保つ)なんて聞きなれない言葉も出てきます。
VANとか誤り検出符号になると説明文を読んでも何のことやらさっぱり。
暗号化のところでやっと見たことのあるhttpsについて出てきました。
第5章:問題解決
問題解決、あの、最近よく聞くやつです。
これからは問題解決能力が求められるって聞きますよね。
問題を解決するために、多くのデーターを収集し、その情報から有益な内容を抽出して実行することです。
データーを収集し、表にまとめ、図で表す、みたいな内容っぽいです、この章。
エクセルの表計算のことでしょうか。
ちょっとはパソコン教室が役立たないかなぁ。関数とかやっていたしなぁ。
そして、最後の方では確率が出てきます。
自分が出した分析結果から未来を予想するみたいなノリです。
第6章:プログラミング
ここはもう説明いりませんね。
プログラミングについての内容です。
コンピューターにアルゴリズムを入力し、規則正しく動くように命令します。
表紙に印刷された通り、この教科書ではPython言語で説明が進んでいきました。

もうね、さっぱり頭に入ってきません。
子どもの反応
教科書の内容はさらっと中学校でも習ったそうですが、興味がなくてあまり覚えていないそうです。
そういえば、中学校の技術家庭科の教科でパソコンについて習っていました。
内容は難しく、なんでこんなこと教えるんだろうってちょっと悩んでいました。
テストも難しいようだし、これが何の役に立つのって思っていました。
この為だったのね、、、。先生、ありがとうございます。
今、中学生の方の我が子はパソコンが好きなので、「情報」の教科書を見せたら
「お、これ分かる。」
と、知っている範囲で説明してくれました。
教科書でほんとに理解できるんだろうか

ブログ開設するにあたり、私もかなりパソコンを触るようになりました。
だからこそ、「情報」の教科書も毛嫌いせずにぱらぱらと見ることができました。
それを全くパソコンに興味のない子どもが読んだだけで理解できる内容とは思えません。
脳みそがやわらかいからスイスイ理解していくのでしょうか。
また、これを分かりやすく教えることができる教員は確保できているのでしょうか。
パソコンって、何が分かりにくいかって、形がないんですよ。情報を扱っているので。
リンゴが1つあって、もう1つあると2つです、みたいな具体的な教え方がありません。
頭の中で想像して理解して、実際に触ることでトライアンドエラーを繰り返して覚えていくものだと思っています。
日頃パソコンを触っていないと難しい気がします。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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