公立中学校では中学3年生に向けて、高校見学を案内するパンフレットが届きます。
知り合いのお母さんから
「高校は受験する前に絶対見ておいた方がいい。本人が学校を選ぶようになるから。」
と聞きました。
行ったから分かるのですが、まさにその通り。
学校の雰囲気で親の服装についても傾向があり、興味深かったので書きますね。
上の子:私立高校(中堅校)の場合
いざ、行くことが決まると、親はどんな服装で行けばいいのか、交通手段は、とか気になります。
お邪魔したのは
・地元のお金持ち高校(学費が高めで選抜クラスからはMARCH進学あり):1校
・県の中心部にある有名私立高校(生徒数が多いマンモス校。進学コースは旧帝大学進学実績あり。大半はエスカレーターでそのままその大学へ進学):2校
です。
親の服装が分からなかったので、オフィスカジュアルな服装にしました。
特に浮いちゃうこともなかったですが、もっとカジュアルでも浮くことはなさそうです。

普通に清潔感があれば、Tシャツに黒パンツでも大丈夫だと思います。
スニーカーのお母さんもいらっしゃいました。
お父さんはほとんど見なかったですね。
人が多すぎて、先生たちもそこまで見ていなさそうですし。
交通も、地元の高校(土地が広い)だと車で来ている親子も大勢いました。
先生たちも、交通整理をされていて、「いらっしゃいませ」状態です。
生徒同士で見学に回っている子どもも、たくさんいました。
元気な子、活発な子、楽しそうに友達とお話ししながら回る子などが目に付きました。
中堅高校訪問した上の子の感想
子どもは、私立高校を見て
「ここの高校なら、公立に落ちても来たい。」
とか、
「ここの高校はないわ。」
と話し、3校受けるつもりが2校にしぼることができました。
自分自身で志望校を決め、自主性を持てた印象があります。
行きたい、と思える学校の方が受験勉強にもモチベーションが上がるようです。

もちろん、その後公立高校も見学に行っていました。
(公立高校はコロナの関係で子どもだけの参加でした。)
私立高校を回った後でしたから、校舎の古さや目立つ汚ればかりが目についたようです。
あまりお客さん扱いもなかったようですが、本命は公立高校なので不満もないようでした。
下の子:私立高校(進学校)の場合
下の子は地元の公立トップ校に行きたい気持ちが強く、私立高校にあまり興味がないようです。
私がつっついて、やっと申し込みをしていました。
県内で1位、2位を争う学校も入っています。
親の服装ですが、授業参観できれい目な格好をしているお母さん、いますよね。
品の良い感じの。
そんな方がほとんどでした。
また、お父さんもちらほらいます。
スーツはさすがにいなかったですね。
黒のワンピースを着たほうがいいか迷いましたが、浮いたらどうしようとやめました。
でも、それでも浮かないと思います。
また、生徒の雰囲気も上の子の時(中堅校)とはちょっと違いました。
みんな親子で訪問しているからでしょうか、浮足立った子は見かけません。
私立進学高校を訪問した下の子の感想
やはり行って良かったと思います。
校舎を回りながら、建物の雰囲気・掲示物の内容・部活活動の様子を見ました。
入学前の学校の雰囲気って、声のない物から感じ取ることが多いです。
やはり、私立の学校は校舎がきれいですし、設備も整っています。
教育への取り組みをここから図るとなると・・・通いたくなりますよね。
公立高校にばかり意識が向いていた下の子も、私立高校に通うことになったら・・・とイメージが湧いたようです。
今回も訪問して良かった。
公立高校は本命だけ文化祭でお邪魔してました。

結論
どの学校も、その学校が持つ独特な雰囲気があり、訪問するごとにその違いがはっきりしてきます。
子どももその違いを感じ取るようで、訪問すると好き・嫌いの感情が湧いてくるようでした。
自分の感性で選んだ学校です。
そりゃぁ、受験勉強への熱量も上がるでしょう。

子どもだけで訪問しても、もちろんいいですが、私立高校は子どもだけで訪問するならついていくのもいいと思います。
一人でも緊張せずに見て回れる子なら大丈夫かもしれませんが、引っ込み思案だと適当に回って帰ってきてしまうかもしれません。
学校訪問では、自分なりにその学校の雰囲気をつかみ取れたら成功です。
その流れで、受験を自分事にできたら十分だと思います。
そして、いざ受験の時は初めての登校になりません。
交通手段も分かりますし、無駄な緊張の要因が1つ減ります。
というわけで、受験校の学校見学は個人的にお勧めします。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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