「病気とは、治癒過程である。」
看護学生の頃、この一言に衝撃を受けたことを今でも覚えています。
そして今、こうして読み返しても深くうなずいてしまうのは本質をついているからでしょう。
さて、看護覚え書きを読んで、新鮮な空気について反省することがありました。
患者さんにとって本当に新鮮な空気を提供することができているか。
これについて、返答できない自分がいます。
病室の空気の流れが分かっていないからです。
コロナが流行るまで、現代の病院では空気の入れ替えは清浄機によって勝手に行われている、と信じていました。
しかし、感染力の高い疾患で患者さんが入院してくると、医療用の空気清浄機が病室に設置されます。
普段の病室は自動で換気していない証拠です。
思い返すと、壁にあるスイッチはエアコンの調節のみで、また、窓も鍵が固く開けにくいです。
病室で風を感じることはありません。
空気の流れがないからです。
空調の関係で窓を開けっぱなしにしておくことはできませんが、今後は空気がよどんでいたら積極的に換気しようと思いました。
そのためにも、アンテナを立てて、空気のよどみセンサーが敏感な看護師でいたいと思います。

「ドアは閉めるためにある。窓は開けるためにある。」
格言ですね、納得です。
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