若い頃、温泉が大好きで数々の湯に出会いました。
住んでいる東海3県の温泉はもちろん、北海道、東北、四国、九州でも訪れた時にはその土地に代表的な温泉に行きました。
白かったり、茶色かったり、泥だったり、塩っ辛かったり・・・。
シチュエーションでは、山を下って入る川の温泉だとか、橋の下で入る温泉だとか、洞窟だったり、ほとんど水風呂だとかさまざまです。
たくさんの温泉に浸かってきましたが、また訪れたいと思うのは必ず泉質に魅力がある温泉です。
今日はそんな温泉の泉質を調べながら(出典:環境省あんしん・あんぜんな温泉利用のいろはhttps://www.env.go.jp/content/900492872.pdf)書いていきたいと思います。
岐阜県高鷲町:ふたこえ温泉(コージュ高鷲)
スズケングループ保養所のコージュ高鷲さんのふたこえ温泉のお湯は、トロっとしています。
その柔らかなお湯の性質に「何か混ぜているの?」(いえいえ、100%天然温泉です)と思ってしまったほどです。
これが、皮膚をすべすべにしてくれます。
スズケンさんの保養所ですが、一般の人も利用可能です。
また、日帰り温泉も利用できます。
口コミでは、
「湯がぬるぬるしている」
と書き込みされていましたが、私にはこれが魅力です。
この高鷲町で営業されている他の温泉にも入ったことがありますが、トロっとしているのはここだけです。
初めて伺ってから20年以上たっていますが、清潔感は保たれており良い口コミがたくさんありました。
また行きたいです。
コージュ高鷲ふたこえ温泉 https://pw.gujotakasu.com/hutakoe/hutakoe.htm
住所:岐阜県郡上郡高鷲町鷲見
泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性温泉)
日帰り入浴可
露天風呂 サウナ有り
炭酸水素塩泉:トロッとした肌触りで、皮膚の角化を軟化する作用有り
塩化物泉:皮膚に塩分が付着するため、保温効果・循環効果あり
※炭酸水素塩泉は入浴後は肌がつるんとしますが、水分の蒸発も早いので保湿ケアも必要です。
愛知県:一畑山薬師寺 御霊泉

みなさん、知ってました?
この名前を聞くと言いたくなりますよね、
「ボリビアンハートイチハタサンヤクシジ」
のCMで有名なあの一畑山薬師寺に、温泉があるんです。
岡崎の方の一畑山薬師寺さんですよ。
ここの温泉のお湯こそ、まさしく
「とろっとろっ。」
という言葉にふさわしいお湯です。
感動ものなのです。
人形供養ができるため、ひな人形の供養目的で訪れ、そのご縁で入泉しました。
出会いはまったくの偶然だったのです。
入泉しながら見下ろす山の景色は最高で、絶対にまた来たいと思いその後もう一度行きました。
入浴した後は肌がつるんつるんです。
死ぬまでには必ずまた行きたいです。
一畑山薬師寺御霊泉 https://ichihatasan.or.jp/
住所:愛知県岡崎市藤川町王子ケ入12-44
泉質:アルカリ性単純温泉
日帰り入浴のみ
入泉料は祈祷料として払うので、御祈祷込みです。
単純温泉:成分は薄いですが肌にやさしい特徴があります。湯も柔らかいです。
石鹸成分と同じアルカリ性ですので古い角質を取る効能があり、美肌が期待できます。
福島県:いわき市小名浜の温泉(温泉名不明)
もう15年以上も前の話ですが、福島県に行ったときに急に泊まることになりました。
空いている宿に急いで決めて泊まったものですから、宿の名前は覚えていません。
ここの温泉の湯はとにかく塩気があります。
体の水分も吸い取られるのか、入った後はとにかく喉が渇きました。
温度はやや熱めだったと思います。
そして、ず――――――っと、体がポッカポカです。
冬でしたが体が長時間温かいので、しばらくは汗をかいてました。
翌日も体が軽く感じます。
いろいろな温泉に入ってきましたが、まだまだ知らない湯があるなぁ、と素直に感激しました。

今回紹介した温泉は、山の奥にあったり、たまたま訪れたりなど観光目的ではない施設ばかりです。
やはり次回行くこととなれば、お風呂に入りに行くこと自体が目的となるでしょう。
思えば、何度も登場している祖母も1日に2回お風呂に入るほどのお風呂好きな人でした。
私の温泉好きのルーツになっているかもしれません。
また、ゆっくり浸かりに行きたいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント