小学生の家庭学習は生活の中で:「ママ塾」【小学校からオール公立で大学を目指す】

子育て・教育

 大学進学への費用対策のために公立の学校を選択しました。

公立で育ってきた私達夫婦にとって、社会の縮図である公立の学校に通わせることは有益に感じることも多いのです。

しかし、調べれば調べるほど公立の学校が私立に比べて、大学受験にいかに不利か明確になってきます。

公立の学校に通いながら、上位をキープして大学進学への展望を見失わないためにも「ママ塾」は必要不可欠でした。

普段は学校からの宿題を毎日行っていますから、そこにプラスした学習時間の話です。

そこで我が家が行ってきた小学生の学習サポート「ママ塾」について我が家の方法を書いていきますね。

コツは親も楽しむこと。

クイズに挑んでいるような姿勢で遊び感覚で行いましょう。

「ママ塾」使っていた問題集:一緒に解きましょう

上の子は学校で配られる問題集でテスト対策していたので、特に買い足していません。

下の子は問題を読まずにテストを解いていたので、学校の課題を飛び出した難しい問題集(じっくり読み込んで考えないと解けない問題集)を探して使っていました。

これが結構脳を鍛え、考える力になったのでここに記載しておきます。

・ハイクラスドリル全科

公立の小学校で勉強するだけの我が子は

「難しい」

と、言いました。

なんちゃって講師の私も同じ印象です。

でも、一緒にスタディサプリをみた後なら、社会と理科は解けますよ。

算数は、一緒にまず考えて、いろいろ出し合って解けなければ先に私が解答を見てヒントを出しました。

難しい問題は、一緒に。上からではなく、一緒の目線で解きましょう。

国語は高学年になるほど、私も間違えました。

お互いに答えを予想し、どうしてそう思ったかお互いに伝えあっていました。

もちろん、間違っているときの説得力は0です(笑)。

・ふくしま式国語シリーズ ふくしま式本当の国語力が付く問題集(小学生版)(ベーシック版)

 国語の「ふくしま式国語」は講師(私)に力がなくて、こなすだけになってしまいました。

国語が論理的に解けるようになっているはずだったのに、教え方が分からず、つかみ取れた実感がないのです。

絶対、ものにできたら確実に実力が付きそうです。

文法はよく理解できているようでした(文法って、英語にも のちのち関わってくるので大切です)。

実はこの福島式、かなり評判がよく、教育熱心な家庭ではよく使われています。

その証拠に、書き込みがないこの本をブックオフに売りに行ったら、かなりいい値段が付きました(ごめんなさい)。

何が悪かったって、講師(私)でしょう。

私自身が、生徒レベルですからね。

生活の中の「ママ塾」教科別アプローチ

国語

 漢字のテスト前には、問題を出したりマル付けをしました(これは子どもから指名されてやっていました)。

また、問題文も読みあげたりしていました(主に読書嫌いな下の子のため)。

上の子は国語が得意だったので、漢字以外はサポートしたことがありません。

ところで、国語力はお家での会話が大事とのことです。

そのため、会話はわざと職場での大人同士の会話のように慣用句や専門用語を使ったりしました。

はっきり言って、楽です。

だって子どもに気を遣って言葉を選ばなくていいんです。

分からなかったときや、不思議な顔をしていたらその言葉について説明するだけです。

例えば、

「そんな言葉を使ったら、みんなに白い目で見られるよ。」

とか。

下の子なんて語彙力がないので、6年生の時点で

「なんで、みんな白目むくの?変顔してどうするの?」

と、本気で聞いてきましたからね。想像してコーヒー吹きました。

ニュースを見ていても難しい言葉が出てくると、その場でクイズにして分からなければ調べたりしました

また、ハイクラスドリルの国語の問題を一緒に解いていると、記述は思ったより難しくて私も子どももよく間違えました。

答えに納得できないと、家族を巻き込んで話し合ったりすることもよくありましたね。

算数

 そろばんに通って、計算の正確さやスピードも鍛えていました

低学年の頃から買い物の計算をしたり、旅行の時に見かけた車のナンバーを足したり、引いたり、掛けたり。

ついには、高学年になると割引や消費税の計算も日常的にやってもらっていました

正解はレジのお店の人が教えてくれます。

ガッツポーズをしている子どもを見たとしたら、それ、うちの子です。

それ以外にも、テストを振り返り、間違っているところは何が分かっていないのか確認しました。

理解できていないときは、前の学年の範囲にまで戻ることもあります。

学校の問題が簡単に感じる分野では、ハイクラスドリルで中学入試の問題を一緒に解きました

中学入試の算数は良問が多いです。

まず、基本がわかっていないと解けないし、計算だけでは太刀打ちできない問題も多いです。

解けた時の達成感は大きく、算数の本質を見つけたような気持ちになったものです。

きょうだいで同じ問題に取り組んでいたこともよくありました。

理科

 科学館で遊ぶようにしていたからか、理科に苦手意識はなかったようです。

お家ではスタディサプリの理科が面白かったので、一緒に見てから購入した問題集を解いていました。

いらない情報だと思いますが、私はここで初めて知った知識がいっぱいありました。

学ぶ喜びを知り、それとともに今まで無駄にしてきた人生があったなぁ、と実感しています。

社会

 小学生の社会もスタディサプリがオススメです。

ぶっちゃけ、子どもより私の方が夢中になって見ていました。

社会も、スタディサプリを見て、そのあとハイクラスドリルを解いていました。

また、歴史人物の”かるた”があることを知っていますか?

家族で毎晩、かるた遊びをしました。

子どもの方がどんどん早くとれるようになります。

これは、歴史が授業になる前に初めて聞く事柄が少なくなるようにすることが目的です。

ちなみに、地図は保育園の頃、お風呂地図帳で一緒に覚えました

それに合わせて、スーパーに行くと食材を見て生産地を声に出して確認していました。

他には、旅行に行く時には地図を見ながら移動です。

行く場所について調べたり、行き方を子どもと調べたり。

その方が、何倍も旅行が楽しくなることを私自身も大人になってから知りました。

机上「ママ塾」開校日

 机に向かって学習するのは主に日曜日です。隔週のときもありました。

午前中に勢いがあれば午後もやっていました。

子どもと一緒に同じ問題に取り組もうと思ったのは、私自身の子どもの頃の温かい思い出があるからです。

親と一緒に何かに取り組む時間が好きな子どもは多いと思います。

ママ塾をやってよかったと実感していること

 テストの点が下がった下の子が小学4年生の時につぶやきました。

「先生の声が小さくて聞こえない。みんなもがやがやしていて、よけいに先生の声が聞こえない。」

学級崩壊でしょうか。

困っている先生の表情が浮かんで文句を言う気にもならなくて、家庭学習でサポートしようと始まったのが「ママ塾」です。

下の子と私でなんやかんや話し合っていると、自然と上の子も一緒になって机に並ぶようになりました

一つの問題を時間をかけて親子で解いたことは、子どもにとって一生の宝物になったと思います。

また、私自身も小学生の学習内容なのに知らなかったことが多く、かなり刺激を受けました。

ちょうど子どもとの会話も減ってきたころでしたが、ここからまた家族間の会話が増えるきっかけとなりました。

親は子どもの横顔を間近で見られる至福の時間だと思って、楽しんだらいいと思います。

 

以上となります。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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