金沢を1日だけで楽しむことは可能です。
駅から主要な観光地が近いからです。
お子さんが中学生や高校生になるとなかなか親と一緒に行動しなくなりませんか?
我が家では子どもが付いてきたくなるようなコース設定をして誘っています。
今回、ペイペイに2万円を入れて予算を意識して回ってみることにしました。
ペイペイが使えない場所もありますのでざっくりになります。
9:00 白山ヒメ神社
神社めぐりが好きな娘の希望で伺いました。
白山ヒメ神社は全国三千余社の白山神社の総本宮であり、加賀の国の一ノ宮として篤い宗敬を受け、「白山さん」として親しまれています。
と、ホームページでも紹介されており、実は私もこの神社のことは知っていました。
鳥居から一歩足を踏み入れると、空気が澄んでいることを肌で感じます。
しっかりと手入れされた参道には太い幹の杉が何本も見られ、歴史の古さを感じました。
本殿の中で神主さんや巫女さんが足早に、しかし優雅に何かを運んでいます。
磨き上げられた床や柱は、信仰の深さや畏敬、自然に対する畏怖を内包しているようでした。
空気の気持ちよさと、神社の神聖さに心洗われたスタートです。
10:00 金沢大学
噂通りの山の上です。
広大な敷地の中でレンガ色の校舎が立ち並び、授業ごとに校舎を移動するにはかなり時間がかかりそうです。
通学はバスか車でしょう。
よく、紹介動画で見る渡り廊下と長い階段のある校舎にお邪魔しました。


ちょうど春休みであるため、生徒の方はほとんどおらず、しーーーーんとした雰囲気です。
食堂はお休みでしたし、生協に入るには生徒であることを証明する承認カードが必要だったため、体験はできませんでした。
子どもたちにとって近い未来である大学を身近に感じてもらえるといいなぁと思います。
10:40 第七餃子
金沢グルメ、で検索したところ第七餃子さんが出てきました。
餃子は息子の大好物です。
11時開店ですが、開店前から列ができていました。
列はふたつあって、一方はカウンター席で1階に案内されます。
私たちは2階のテーブル席(有料)の列に並びました。
11時の開店とともに店内へ列が進み、案内の女性に個室の部屋番号の札を渡され、テーブル席に着きました。
メニューを見るとホワイト餃子・焼き餃子・蒸し餃子・水餃子・スープ餃子、と種類があり、悩みます。
生まれて初めてのホワイト餃子ですからとにかくそれを選び、比べる対象として焼き餃子をチョイス。

ホワイト餃子はやわらかい餃子を想像してましたが揚げてあるからけっこう、噛み応えがあるんですよ。
しっかり噛むために黙食です。
我が家はみんな焼き餃子を推していました。
やわらかく、厚みのある皮から甘みも伝わってきます。
そしてボリュームがすごい。これは先に知っていればよかったです。
15個の(大)を頼みましたが、最後は苦しくて息子に食べてもらいました。男子がいてよかったです。
・・・こんなに良心的な餃子だったとは。
ホワイト餃子(大:15個)× 3 = 2925円
ホワイト餃子(中:10個)× 1 = 650円
焼き餃子(中:5個)× 1 = 455円
ご飯(小)× 2 = 620円
客室料金 420円 合計5070円(2023.3月現在)
12:40 21世紀美術館

21世紀美術館が面白いと、金沢旅行のガイドでは必ず立ち寄りスポットとして紹介されています。
天気が良かったこともあり、美術館は多くの人でにぎわい、入場にも列ができていました。
それでも分散するように鑑賞できるからか、美術館の中は窮屈とか混雑する様子はないです。
作品にも近づいて見ることができました。
けっこう見ごたえのある作品が並んでいます。


実は我が家は美術館も好きで、子どもも小学生ぐらいから訪れています。
子どもたちとあれこれと感想を言いながら見ていると、若いからこその感想が返事として戻ってくるので新鮮です。
感想がまるで想像もつかない内容だと、我が子ながら感心してしまいます。
美術品って、正解がないから面白いですよね。
子どもの感性にも触れることができますし、自分が持っていなかった観点からも作品を眺めることができます。
また、アーティストという身近にいない存在の感性を知ることになります。
非日常的な空間が、日頃の雑多な出来事を忘れさせてくれるのです。
入館料:無料
展覧会観覧料:中高生無料
一般450円 × 2 = 900円
駐車場代:割引適応にて400円 合計1300円(2023.3月現在)
続きます。
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