妻が急性期病棟の看護師ならば、知っておいてほしいこと【7選】

生活

 人生のパートナーを看護師に決めた夫の皆さん、サポートありがとうございます。

看護師って、どんな印象でしょうか。

これから看護師と結婚する予定があるなら、知っておいてほしいことがあります。

どうぞよろしくお願いします。

1:帰宅後は倒れそうなほど疲れてる日が多いです

 もし、フルタイムで病院に勤めているとしたら、あなた同様、あなたの奥さんも疲れています

体力を使い切って、残ったHPでやっとお家にたどり着きました。

手料理や、手の込んだ料理は期待しないでください。

外食に誘われたり、お惣菜が食卓に並ぶ日も多いですが一応、栄養バランスは考えています。

バランスが悪い日は自覚がありますので、食べたくないときはやんわり伝えてください。

もし、あなたが先に帰宅していたら、一品でいいんです。

野菜をゆでてくれるだけでもいいです、ポン酢をかければ一品できます。

何か作ってくれていると心の底から感謝しちゃいます。

2:部屋の片づけについて

 仕事の日は掃除を甘く見てください。

さんざん、病院で環境整備して帰ってきています。

自分は多少汚れたところで過ごしても平気です。

お風呂掃除とか、皿洗いとかは分担してください。

逆に、急に思いたって断捨離で捨てまくる日があっても、急に大掃除を始めても驚かないでくださいね。

3:甘えも度を過ぎると苦痛です

 看護師に、母性の塊をイメージして甘えてこられると困ります。

病院で、患者さんやほかの職種のスタッフにけっこう甘えられているんです。

パートナーのあなたにまで日常的に甘えられるとキャパオーバーです。

優しいあなたを選んだのは、つぶれそうなとき、あなたになら甘えられると思ったからです。

頼りがいがあるあなたを選んだのは、プレッシャーに押しつぶされそうになった時、あなたになら甘えられると思ったからです。

ところで、病気の時に頼ってもらうのは大丈夫です。

でも、自分自身がふらふらな状態で重症な患者さんを看護する日もあります。

軽症の家族に対してはついつい辛口になりますので、ごめんなさい。

どうぞ、ご理解くださいませ。

4:家事はふたりのノルマ

 こちらも、フルタイムであなたと同じように働いています。

あなたより重たい人を何人も抱きかかえたり、走り回って業務を回して、あなたとの時間を確保できるように慌てて帰ってきました。

家事は、私の仕事でもあり、あなたの仕事でもあります。

食事、洗濯、掃除、これらの仕事にいくつかの見えない作業が含まれているって、知っていますか?

知らないなら、注意信号ですよ。

将来的に子どもを望んでいるのなら、パートナーが遊んでいてもお家のことが回せるレベルが理想です。

5:いい嫁を演じてしまう

 日頃から、年配の患者さんを相手にしていて、愚痴を傾聴したり不安、疑問の解消に努めています。

そのためかなぁ、ついつい義理の両親にいい顔をしてしまいます。

その上、しっかり自分の意見もやんわりと伝えちゃったりして、まるでトラブルなく仲良しに見えていない?

いやいや、やっぱり気は遣ってますから。

ちゃんと間に入って、取り持ってよ。

間違っても

「仲良くやっているから、俺、いらないでしょ。」

って、その場からいなくなったり、居眠りとかしたら後で口きかないかも。

「ありがとね」

お互いの親を思い合えた日は、この魔法の言葉をお互いで使いたいです。

6:看護師のお給料

 もし、あなたが若かったら、フルタイムで働いている看護師のパートナーが思ったより稼いでいるって思うかもしれません。

ところがどっこい、看護師って年齢が上がってもそんなに給料の額、伸びないんです。

これは、看護師界で有名な話です。

私のような40代になると、もっと楽な仕事で同じぐらい給料をもらっているママ友がたくさんいます。

また、妊娠・出産・育児があればいきなり収入0になったり、看護師のパートの給料なんて仕事内容に比べたらスズメのなみだです。

しかも、看護師の仕事は体力勝負なので、長く続けることにいつでも不安を感じています

どっしり構えていてください。

逆に、2人でしっかり稼げているのなら、それは貯め時です。

7:何かと抱えているけど、見守っていてね

 給料が発生しない仕事があります。

朝早くの前残業、委員会出席、勉強会の参加、短時間の残業、資料作成の時間、後輩への指導。

病院によっては給料が出るようになりつつありますが、残業系はまだまだ厳しいです。

たまに、精神的に追い詰められて休職している同僚の話なんかもするかもしれません。

でも、これが私たちの働いている現場です。

ほんとにやばくなったらこっちから言いますので、よろしくね。

あなたの仕事のことも、もちろん尊敬しています。

同じぐらい、くったくただろうなって勝手に心配する日もあります。

一緒にこの世知辛い人生を乗り切りきっていきたいです。

とはいえ、最近の若い看護師夫婦を見ているとお互いよく協力されています。

時代の流れに乗って、お母さんが優しい男の子に育て上げたんでしょう。すごい。

世の中の看護師を支える家族の皆様、今日もご協力、感謝します。

あなたがいるから頑張れます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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