公立高校:進学校の子どもの特徴や勉強の様子【自称進学校との違いに興味津々です。】

子育て・教育

 高校に進学して早一か月近く。

上の子は自称進学校として有名な高校に進学しましたが、下の子は進学校に進学しました。

低学歴の親(はい、私のことです)がのぞき込むと興味深いことが多いです。

2つの高校を見たから分かるその違いについても書いていきます。

配られる教材が少ない

 自称進学校(以後自称進)の入学説明会の日にはキャリーバックいっぱいの教科書や参考書、問題集を持って帰りました。

キャリーバックだけでは収まらず、大きな袋にも詰めた覚えがあります。

進学校でもこれを想像して気合を入れてキャリーバックと大きめのリュックを用意して登校しました。

ところが、キャリーバックはスッカスカで、リュックサックも不要。

家に帰って並べてみると、本棚一段で収まりました。

をんわっ子
をんわっ子

え?○○もないの?○○は?勉強どうするの。

と、(自称進が染みついている)上の子が心配していたほどです。

もちろん、入学前の課題もありませんでした。

現在、問題集は友人や先輩の助言を頼りに本人が少しずつ買い足しています。

入学説明会で授業の大切さを繰り返し説かれる

 入学式の後で学校生活について親に説明がありました。

自称進では先生と親が熱く語っている光景がありましたが、ここではそんな雰囲気はありません。

繰り返されていたことは

「どうか授業を大切にしてください」

という内容です。

何があってこのセリフを繰り返しているのかこの時の私にはわかりませんでした。

疲れて居眠りしちゃう生徒が多いのかなぁ、と思った程度です。

それ以外は特に印象に残った説明内容はありません。

見た目は様々だが熱意のある生徒たち

 入学式で生徒たちの様子は見ましたが、髪型は自由なため様々な印象の生徒がいました。

それでもきびきび動き、大きな声で歌っている姿を見ると、頼もしく感じます。

実際に学校生活を送っている子どもに聞くと

をんわっ子
をんわっ子

ちょっと悪い言葉使うと、『それは言いすぎじゃない?』とかたしなめてくれる

ほんとにいい仲間

と教えてくれました。

自分の考えを主張するときには早口になる子がほとんどだそうです。

個性的な生徒が多く、大笑いすることも多いみたいでエネルギッシュな様子が伝わってきました。

ぶっ飛んだ先生の存在

 いきなり難関大学受験のテストを解かせたり、高校の範囲を一年生の間に終わらせようとしたり。

教科ごとにびっくりする話が出てきます。

中高一貫校であれば普通のことなのかもしれませんが、私には知らない世界で興味深いです。

先生小話を聞くこともありますが、(いい意味で)ちょっと常識とかけ離れていると感じるときもあり、内容は書けません。

勉強でお尻を叩くというよりも、熱心に遊んでいる生徒を喜んで見守っている印象です。

先生たちは生徒たちの意志を尊重していると言った方が正解かもしれません。

授業については

をんわっ子
をんわっ子

ムズくて量が多い

と言っていました。

 上の子が通う自称進高校の授業はゆっくりで、詰め込みながらも丁寧に授業を進めている印象を受けています。

自称進らしく0時間目があるぐらいですから、学校でなるべく完結させようとしている感じです。

模試が少ない

 自称進高校では入学してすぐに進研模試がありました。

進学校の模試、一年生はありません。

学校で模試がないとは・・・。

進路指導とかどうなるんだろう?と不安です。

ていうか、個人懇談で何話すの?と思ってます。

課題、宿題、予習指示全くなし

 自称進高校の課題の多さを目の当たりにしていたため、あまりにも何もないことに

「ついていけるの?大丈夫なの?」

と、心細くなります。

勉強の計画を自分で立てて、やり続ける能力が求められます。

長期休みの提出物も出しても出さなくても自由とのことです(ほんとかなあ・・・)。

授業中でも携帯が通じる

 これ( ゚Д゚)!

入学後、私が一番感動したことです。

自称進高校では、学校にいる間は携帯の電源をOFFにしないといけなくて上の子と連絡が取れないのです。

それが、進学校では通じます!

午前中に本人にメールしたら即返事が来て感動しました。

内職を歓迎している

 進学校だと授業中にヘッドホンをして青チャートをしていても注意されないそうです。

授業をさぼる理由が勉強だとは・・・。

学校の授業では物足りないということでしょうか。

授業を大切にって繰り返し説かれていた理由の一つかもしれません。

行事中でも勉強道具を持ち込んで熱心に参加しない生徒がいるとのこと。

そんな生徒が見つかると、じゃれ合うためにつるし上げられるようです(笑)。

もちろん自称進学校ですと、遅刻・内職なんてもってのほか。

親にも連絡が入り、厳重注意されます。

進学校の高校生は大学生と思った方が楽

 はっきり言って、低学歴でお金の余裕もない我が家の場合、進学校での親の出番は必要最低限の経済面以外ありません。

学校説明会でも親子バラバラで行動しましたし、コミュニケーション能力の高い彼らは入学式当日からクラスのみんなで楽しそうに話していました。

また、相談内容が私の判断能力を超えたものであるため、理解できないことが多いです。

さみしくなりましたが、ちょっと立ち止まって「大学生になった」と考え方を変えてみてからは楽になりました。

ほんとの大学受験は2年後ですから、普段は黙って応援するのみです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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